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ばね指は、一般には家事や仕事で手指をよく使う中年女性に多く、特に更年期以降の女性や、妊娠中・産後の女性に頻発すると言われています。そのため女性ホルモンの減少が発症に関係していると考えられています。
ばね指は、糖尿病の人に多発することが知られており、ばね指の生涯有病率は通常では2~3%ですが、糖尿病患者では10%と約5倍も多いとの報告があります。
透析を受けている人や、関節リウマチや手根管症候群といった病気がある人も、ばね指を併発しやすいことが知られています。
平成4年防衛医大卒。専門は膝関節外科。防衛医大病院で全年齢層に対する膝関節分野において数多くの研鑽を積み、自衛隊病院で低侵襲の靭帯再建術・半月板・骨軟骨等の手術を実践した。平成18年富谷整形外科医院を先代の父より継承。各患者さんの関節力を高める治療、特に生体工学・生化学の両面からのアプローチによる保存療法を得意とする。臨床研究・基礎研究ともに医学論文多数受賞。また自衛隊医官として災害派遣、海外派遣経験を持つ。患者さまとの絆を大切にし、運動器疾患の治療を通じて地域の皆様のお役に立てるよう努力を続けている。