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若い方では、ボールを投げたりラケットを振るなど肩をよく使うスポーツをしていると、オーバーユース(使いすぎ)により腱板が損傷されやすいです。
交通事故や転倒など強い外力が加わった場合も損傷することがあります。
日常動作の中で腱板の損傷が生じます。外傷など原因がハッキリするのは約半数の方です。
年齢別で見ると50歳以上の4人に1人は発症するとされており、最も多いのが60歳代です。
そして受傷の原因によっては、損傷の程度も変わってくることがあります。腱板損傷には大きく分けて完全断裂と部分(不全)断裂がありますが、完全断裂での受傷では転倒など衝撃が大きい原因が多く、部分(不全)断裂では微細な負荷による原因が多いです。
平成4年防衛医大卒。専門は膝関節外科。防衛医大病院で全年齢層に対する膝関節分野において数多くの研鑽を積み、自衛隊病院で低侵襲の靭帯再建術・半月板・骨軟骨等の手術を実践した。平成18年富谷整形外科医院を先代の父より継承。各患者さんの関節力を高める治療、特に生体工学・生化学の両面からのアプローチによる保存療法を得意とする。臨床研究・基礎研究ともに医学論文多数受賞。また自衛隊医官として災害派遣、海外派遣経験を持つ。患者さまとの絆を大切にし、運動器疾患の治療を通じて地域の皆様のお役に立てるよう努力を続けている。