ニュース
はじめての方へ
リハビリプログラム
治療法を探す
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00〜12:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | ● | 休 |
15:00〜18:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 | 休 |
加齢や過負荷、半月板損傷や靭帯断裂、骨折などの後に軟骨が減ることで症状が発生します。
よく「軟骨がすり減るので痛みがでる」といわれますが、実は軟骨そのものには痛みを感じる神経は存在せず、すり減っただけでは痛みはでません。
また、「すり減る」とよく言われますがそれだけで軟骨が減るのではありません。軟骨中にある軟骨細胞が環境の変化(例えば過度の負荷)などに応じて、細胞の周り(基質)を破壊する酵素(たんぱく質)などを多く分泌してコラーゲンやプロテオグリカンといった成分を壊しているのです。つまり、酵素による化学的な破壊と物理的な破壊の両面により、軟骨は減っていくのです。
軟骨が減ることで関節の支えが不安定になって周辺の滑膜や靭帯、膝蓋下脂肪体が炎症を起こしたり、軟骨を支えている骨(軟骨下骨(なんこつかこつ))に細かい損傷が起きたりすることで痛みを生じます。
また痛みが長く続くと関節が硬くなり、動きが悪くなります。
硬くなると膝を伸ばすと痛い(夜伸ばして寝ると痛い)正座ができないなどの症状がでます。
変形性膝関節症に対する多血小板血漿(PRP)療法によって、膝の軟骨は再生しますか?
グルコサミンやコンドロイチン(サプリメント)は変形性膝関節症に有効ですか?
平成4年防衛医大卒。専門は膝関節外科。防衛医大病院で全年齢層に対する膝関節分野において数多くの研鑽を積み、自衛隊病院で低侵襲の靭帯再建術・半月板・骨軟骨等の手術を実践した。平成18年富谷整形外科医院を先代の父より継承。各患者さんの関節力を高める治療、特に生体工学・生化学の両面からのアプローチによる保存療法を得意とする。臨床研究・基礎研究ともに医学論文多数受賞。また自衛隊医官として災害派遣、海外派遣経験を持つ。患者さまとの絆を大切にし、運動器疾患の治療を通じて地域の皆様のお役に立てるよう努力を続けている。